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法面緑化

のり面保護・法面緑化(ロービングウォール工法・ロービングショット工法)を推進する東京都千代田区の長繊維緑化協会

各工法について

ロービングショット工法・ロービングソイル工法

ロービングショット工法

当工法は、時代の要請に適応した施工の省力化と多様な立地条件に対応できる生育基盤の造成を目指して開発されたのり面緑化工法です。

のり面緑化工事においてジオテキスタイル(土質安定用繊維材)技術の応用である長繊維の利用は、植生ネットや菱形金網の代用として、作業の省力化・工期短縮などの効果をあげています。

吹付タイプとしては、植生基材吹付工に長繊維を混入する『ロービングショット工法』と客土吹付工に長繊維を混入する『ロービングソイル工法』があり、施工対象のり面の立地条件などに応じて柔軟に適用することができます。

使用機械は、一般に使用されるモルタル吹付機や客土吹付機に専用の給糸装置を追加するだけであり、可搬性に優れ、効率的な施工を実現します。

特長

ロービングショット工法

長繊維を植生基材吹付工の吹付基盤に混入するのり面緑化工法です。

特長

  • 長繊維の混入により、3次元的に生育基盤を補強することが可能となり、吹付け当初より植物根系の伸長と同様の補強効果が期待できます。

  • コルクボード状に仕上げる生育基盤に長繊維を混入することにより、耐浸食性の一層の向上を図ることができます。

  • 立地条件および気象状況などを勘案して、長繊維が絡むアンカーピンを打設することにより、植生ネットや菱形金網張り作業を省略することができます。

  • 長繊維は最大160mの搬送に対応できます。

吹付プラント

吹付プラント

ロービングショット工法

(植生基材吹付工タイプ)

ロービングソイル工法

長繊維を客土吹付工の吹付基盤に混入するのり面緑化工法です。

特長

  • 長繊維混入により、約5cmの厚さまで生育基盤の造成を行うことが可能です。

  • 長繊維混入により、草本類や木本類の根張りと同様な効果が吹付け直後から得られ、吹付けされた客土材を補強し、耐浸食性をより一層向上させます。

  • 立地条件および気象状況などを勘案して、長繊維が絡むアンカーピンを打設することにより、植生ネットや菱形金網張り作業を省略することができます。

施工フロー

着工前

着工前

施工中

施工中

完了

完了

施工例

ロービングショット工法

(植生基材吹付タイプ)

工事名

佐賀497号横尾東地区改良工事

施工場所

佐賀県唐津市山田

のり面勾配

1:1.0

吹付厚さ

t=5cm

施工年月

平成23年4月~6月

発注者

国土交通省 九州地方整備局 佐賀国道事務所

施工前

施工前

施工後 5ヵ月

施工後 5ヵ月

ロービングウォール工法

(長繊維混入補強土一体緑化工法)

完成箇所イラスト

法面保護タイプ

1:0.5より緩い法勾配

造成厚さ20㎝

擁壁タイプ

1:0.5より急な法勾配

擁壁形状で造成

法面安定タイプ

アンカー受圧板を組込んだタイプ

造成厚さ20㎝

  • ロービングウォール工法:NETIS登録番号(旧QS-000021-VE)(活用促進技術)

  • ロービングウォール工法工法:NETIS登録番号(KT-180143-VE)(推奨技術)

  • (一財)砂防・地すべり技術センター 建設技術審査証明 技審証第 0303号

ロービングウォール工法とは

ロービングウォールⅡ工法は砂と安定化材の混合物の中に長繊維を強制的に混入した土構造物と、植生基材吹付工などで緑化する2種類からなる工法の一体施工方法の総称です。補強効果を有しかつ全面緑化が可能であるため、景観の保全を図ることができます。

法面保護タイプ

法面保護タイプ

擁壁タイプ

擁壁タイプ

法面安定タイプ

法面安定タイプ

特長

ロービングウォール工法

  • 砂・安定化材と水の混合物の中にエアの圧力により長繊維を強制的に混入させることで、疑似粘着力とせん断強度が増加し、耐浸食性に優れた補強土を造り上げます。

  • 使用するポリプロピレン繊維は、比重がポリエステルの約2/3と軽量であり、優れた耐化学薬品性と耐候性を示します。造成された補強土中ではバクテリアや水などの影響をほとんど受けず、持続的な品質の安定性を有しています。

  • 長繊維混入補強土は、砂質土を主体とした土構造物であり、フレキシブルな物性を有し、様々な形状の法面・斜面に対応でき、既存の樹木など景観上保全する必要がある場合は、地形を改変することなく保護することが可能です。

  • 造成された補強土は貧栄養であり、有機質に富む表面緑化工と一体化して自然土壌条件に近い形態となり、樹木の生育に適した質の高い環境を提供します。

  • 使用機械は、一般的なモルタル吹付機に専用の給糸装置を追加するだけであり、可搬性に優れ、効率的な施工を図ることができます。

  • 長繊維は、エアの圧力による給糸方法であることから、約160mの長距離圧送を可能とし、長大法面にも十分対応することができます。

  • 当工法は、厚い補強土層を保持させる目的で特殊なアンカー(商品名:エキスパンドアンカー)を併用するため、そのアンカーの形状を利用して保水材や苗木を設置し、根系を厚い補強土中に伸長させることが可能です。

施工例

■法面保護タイプ+擁壁タイプ

工事名

平成12年度 丸山町5町目1地区自然災害防止(急傾斜)工事

施工場所

山口県下関市丸山町地内

施工数量

■法面保護タイプ

長繊維混入補強土一体緑化工法 93㎡(t=20cm)

■擁壁タイプ

長繊維混入補強土一体緑化工法 17㎥

表面緑化工

植生基材吹付工 93㎡+312㎡(t=3cm)

施工年月

平成12年8月~9月

発注者

山口県下関土木建築事務所

施工前

施工前

施工後 7ヵ月

施工後 7ヵ月

施工断面図

施工断面図

■法枠の全面被覆

工事名

今町地区急傾斜地崩壊対策緑化工工事

施工場所

富山県八尾町今町地内

施工数量

長繊維混入補強土一体緑化工法 980㎡(t=30cm)

表面緑化工

植生基材吹付工 980㎡(t=5cm)

施工年月

平成12年7月~平成13年3月

発注者

富山県富山土木事務所

施工前

施工前

施工後 1年半

施工後 1年半

施工断面図

施工断面図

■アンカー受圧板の全面被覆

工事名

東海北陸自動車道新屋工事

施工場所

富山県東砺波郡上平村新屋地内

施工数量

長繊維混入補強土一体緑化工法 1,500㎡(t=20cm)

長繊維混入補強土一体緑化工法 2,400㎡(t=40~50cm)

表面緑化工

植生基材吹付工 3,900㎡(t=3cm)

施工年月

平成12年4月~9月

発注者

日本道路公団富山工事事務所

施工前

施工前

施工後 1年

施工後 1年

施工断面図

施工断面図

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